【駐在員解説】オーストラリア駐在の英語力目安とネイティブレベルの英語力を手に入れる方法

グローバルキャリア

今までの記事で、グローバル人材が必要とされる理由も、メリットも理解いただけたかと思います。

あとネックになるのが英語力だと思いますので、今日は実際に僕が活用している勉強法を大公開したいと思います。

それでは、実際にみていきましょう。

オーストラリアで求められる英語力

住めば話せるは勘違い

よく、オーストラリアは多国籍・他民族国家のため、英語は喋れなくても大丈夫ということを耳にしますが、半分本当、半分嘘だと思います。

なぜなら、オーストラリアは英語ネイティブな国家なため、手続きや生きていく上でも一般レベル以上の英語力が確実に求められます。この認識がズレていて、ワーホリに来れば英語は自然と上達するだろうと思い込んで、英語もできず、仕事にもつけず、現実とのギャップに耐えかねて1週間ほどで帰国する人をよく見ます。。。

住めば話せると言うのもあまり信じない方がいいと思います。

ビジネスで使う場合はTOEIC900点以上、IELTS7.0以上が望ましい

では、どのレベルの英語力が必要なのかと言う目安ですが、最低でもTOEIC800、IELTS6.0がないと不幸になると思います。

あまりTOEICは意味がないのですが、900以上は余裕で取れて、IELTS7.0以上くらいあると、まぁ出だしとしては安心かと思います。

ビザの申請に英語力の証明が必要なのですが、TOEICはグローバルでは英語力の証明にならないため、欧米諸国やオーストラリア駐在を目指される場合はIELTSの勉強をすることをオススメします。

オーストラリアのネイティブ英語で最初にぶつかる壁

慣れないアクセントと速さ

では、なぜこんなにも高スコアが必要なのかと言うと、オーストラリアで話される英語の特徴にあります。

  • 慣れてないブリティッシュアクセント
  • スラングが多い
  • スピードが速い
  • 訛りがある

オーストラリアの英語は訛っているとよく聞いたことがあると思いますが、訛っている以前に、私たちにはあまり馴染みのない、ブリティッシュ系のアクセントが主流のためリスニングが難しく感じます。

波が違い、子音も短く速く感じる

ブリティッシュ英語はTをわりかしはっきりと発音する関係で、1つ1つの音が速く短くなる特徴があります。アメリカは母音で伸ばして強調するため、耳に引っかかりやすいイメージです。

そのためネイティブの英語と、さまざまなアクセントにしっかり耳を鳴らしておく必要があります。

TEDは世界トップクラスのプレゼンが無料で見れる

では、どうやって勉強するのかで大活躍するのが「TED」です。

TED: Ideas change everything

こちらがTEDのサイトになります。

まずは、人気だったり新着の動画で興味があるものを見てみるのが良いと思います。

リスニングが苦手な方はEdシリーズなどの10分以内の動画からはじめることをオススメします。繰り返し視聴することが前提になるため、20分とかだと長くて挫折します。

スクリプトを最大限活用法

ステップを解説しますが、最初の字幕なし英語のみでの視聴は時間がなければスキップしても良いかと思います。

まずは一旦視聴

文頭から英語を英語のまま理解していくことを意識して聞いてみてください。

無理やり理解したりせず、なんとなく聞いてこんな話かなと話全体を掴むだけでもOKです。

日本語字幕で内容を理解

次に日本語字幕があるものであれば、一旦内容を確認してください。1回目に視聴したときに思い描いていた内容とズレているか合っているかの確認です。この後の英語をイメージで覚える作業につながるので、決してズレていても全く問題はありません。むしろ日本語でしっかり最初は意味を理解しておくことが大事だと思います。

英語字幕・スクリプトをもとに再度視聴

このときはスクリプトを最大限活用して、聞き取れなかった音やすんなり理解できなかった文法などを確認してください。

シャドーイング・または音読でネイティブの発音に近づける

あとはひたすら聞く、読むを繰り返します。

抑揚や息継ぎのタイミングなども含めて完コピを目指してください。

すると不思議なことに、使われている構文が頭の中で素早く理解できるようになります。

時間があれば単語を変えて自分なりの表現に落とし込む

アウトプットを意識して例文を作成してください。

ここでのポイントは簡単な覚えやすい構文で構わないので、リアルで自分の生活に即した文を考えて、ストックしていくことが大事です。

まとめ

以上になります。

これにより、僕は英会話とかにお金をかけずに一定ラインの発音とリスニング力を手に入れることができました。

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