戦略的なキャリアをデザインするためにオススメの本であったり、経営・マーケティングに関わる人が理解しておくと良い思考法などをまとめた本を紹介します。
マーケティングのキャリアについて
マーケティングの仕事と年収のリアル:山口義宏
BtoB系のマーケティング、ブランディングコンサルをされている著者が、効果的にマーケターとしてのキャリアをデザインする方法を解説しております。
担当からCMOレベルまでの、格ステージに応じたキャリアの段階で意識しておくべきことや身の振る舞いなどを説明してくれてます。
事業会社や支援会社で得られる経験や専門性、メリットとデメリットを解説しているので、戦略的なキャリア構築を計画するうえで役立つ引き出しを得られると思います。
マーケティングの扉:音部大輔
元資生堂CMO、P&G、日産などあらゆる大手企業でマーケティングの要職を歴任された音部氏が、マーケターがよく抱える悩みに対して1問1答形式で答えてくれます。
今までの音部氏の著書は少し、小難しく、実務経験がないと理解しづらい部分もあったのですが、非常にとっつきやすい内容にまとまっています。
常々、目的と戦略が大事と語る彼の核となる考え方をインストールすることができ、マーケティング的思考を養うのに、良い本だと思いますので、一読の価値ありです。
転職の思考法:北野唯我
良い会社とは、やりたいこととは?そんな問いに答えてくれる本です。人は大してやりたいことがあるわけではない、なりたい状態があるだけ。その状態を得るために、成長産業に身を置き続けることが大事であり、いかにその市場を選ぶかという思考法を解説してくれています。
マーケティングに関わらず、全ての業界・業種に応用できるので、自分の市場価値を高め、どう転職と向き合うか、一度読んでおくといいと思います。
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